ETFとは何か?分かりやすく解説します。
ETFとは?
ETF(上場投資信託)は、exchang traded found の略で、証券取引所で売買できる投資信託のことです。
2001年に始まった、まだ新しい金融商品ですが、たくさんの人に取引されており、現在日本のETFの集まった金額は約15兆円、ETF先進国のアメリカでは、265兆円以上、これから以後も成長し続けると見込まれます。
個人投資家だけでなく日銀、その他の大手銀行のプロ投資家も多額を投資しています。ETF市場の拡大
1990年カナダのトロントで誕生したETFの銘柄は、たったの3本だけでしたが、今では200件以上の銘柄数となっています。海外ETFとRIETを活用しよう~ある投資家のアドバイス
高利回りの海外ETFと不動産投資による配当は、安定した長期運用が可能です。
そのためには、ETFにレバレッジや為替ヘッジを組み合わせるという方法についての学習が必要です。学習と工夫次第で、ハイリターンを見込めるという大変興味深い商品です。
ETFの種類
日経平均、原油、外国株、金などETFのメリット
・通常の投資信託と比べると、投資できる約80%の銘柄の最低買い付け金額が3万円以下と少額で、投資しやすい金額です。
・市場全体に投資できるので、株のように1社に多額を投資することがなく、1社について知らなくても投資できる。・種類が豊富
・成長中の金融商品
ETFの配当
ETFの配当金は、「分配金」と呼ばれ、1年に1回、半年に1回、四半期、2カ月に1回あり、基本的に1年に1回です。ETFの売買手数料
ETFの売買手数料は、一般的に投資信託と同じ取り扱いになりますが、株式投資信託の手数料よりも、ETF手数料は割安になります。ETFのリスク
個別株と比べた場合、価格変動リスクは低いものの、企業株がベースになっているので、国内外のETF市場価格の変動による配当価格低減は避けられません。
実際にアメリカのニューヨーク株式市場取引所が、事故災害により一週間ほど停止になったという事実があります。
また、ETF取引には、売買手数料や信託報酬などのコストが発生します。
注目の「レバレッジ型ETF」と「インバース型ETF」
レバレッジ型ETF
レバレッジ型ETFは、てこと同じ理論で、2倍のリターンを期待できる半面、価格変動リスクが2倍になることもあります。このためプル2倍型とも呼ばれています。
インバース型ETF
インバース型ETFは、価格指数マイナスになった場合、その分ETFがプラスになります。
インバースとは、反対という意味でペア型とも呼ばれています。インバース型ETFは、価格相場が下落しているときに運用すると、利益を上げることができて有利です。
レバレッジETFは、価格相場が上昇しているときに運用すると、大きな成果を期待することができます。
おすすめETF
・楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型(1458)信託報酬が他店と比べ2倍のコスト安、売買手数料無料となっています。
また、ダブルレバレッジ、ペア2倍型商品もあり、価格変動に注視しながら、レバレッジとインバースETFを上手く組み合わせて、大きな利益を得ましょう。
REITとは?
REITとは、
不動産投資信託のことで、投資者から集めた資金を不動産に投資して、そこから得られる賃貸料、その他の不動産関連利益を投資者に配当する金融商品のことです。
REITの有望性
2013年以降、アベノミクスの景気回復の影響で東京都心のオフィス賃料の値は上がり続け、逆に空き室は減る傾向にあり、不動産の安定性も有望です。REITと不動産株の分配金
REITは、毎回投資されて発生する配当をほぼすべての投資家に分配します。つまりREITの場合、配当金の分配の仕方がわかりやすく高配当金を見込めるので、長期運用に大変魅力的な商品といえます。
一方の不動産株の配当金は低く、株主への利益還元が不明瞭で分かりにくいです。
また、配当利回りが低い銘柄が多く、長期運用には向いていません。
REIT投資の注意点
年に数回もあるファンドは、配当金が少ないものが多い。
・信託報酬が低く売買手数料が0円のファンドを選ぶ。
REIT(不動産投資信託)高配当利回りの人気銘柄!
・「日本賃貸住宅」「東急リアル・エステート」「平和不動産リート」「星野リゾート・リート」
REITで毎月分配金を受け取る方法
REITで毎月分配金を受け取るには、2~3のファンドを組み合わせて運用します。投資信託の場合、積み立てできるのでお勧め、その場合各々のファンドの分配月を把握しましょう。